院長ブログ

2017.03.26更新

歯科衛生士と勉強会を開いた後、被せ物を見てどれがそれかわからないということで説明をしました。

わからないというのは白い被せ物、ジルコニアセラミックスとオールセラミックスの違い。

当院ではジルコニアセラミックスを1番におすすめしています。
ジルコニアで内側を強化し白く透明な要素があるためセラミックスを明るく発色させるため、歯が自然に美しく見えます。

被せ物を見せて内側が白く発色の美しいのがジルコニアセラミッックスということを伝えるとすぐ理解してもらえました。

以前はメタルボンドという白金加金にセラミックスを焼き付けたものが歯科材料の主流を占めていました。
白金加金の代わりに白い金属と言われる人工ダイヤモンドで有名なジルコニアが加工できるようになり
歯科界ではジルコニアセラミックスが審美的な優位から主流になりつつあります。

オールセラミックスも美しいですが、白い金属の強度や発色の明るさで言えば
ジルコニアセラミックスの方が良い材料だと私は思います。

保険診療外になってしまいますがセラミックスは審美だけでなく歯肉にも優しいため
長期的に使用するのであれば保険の被せ物よりも歯の長持ちにはよいため参考にしていただければと思います。

2017.03.18更新

病気の引き金は慢性炎症であるということが近年言われ始めました。
慢性炎症は口の中では、歯周病により起きる歯周ポケット内の潰瘍や根っこの先に化膿する根尖病巣などが挙げられています。
歯ブラシの時に出血しだしたら、炎症の潰瘍形成が始まっているかもしれません。

高血圧や心疾患の引き金が歯周病と関連していることはすでにご存知の方も多いと思います。

さらに勉強をしていくと、炎症を誘発するものが存在しました。

糖質やオメガ6脂肪酸です。
今回は脂肪酸についてご紹介いたします。

食事の時に何気なく使用している油。
この油の種類が炎症を引き起こす原因としてクローズアップされつつあります。

オメガ6脂肪酸の作用には、アレルギー促進、炎症促進、血栓促進、血液を固める作用があるそうです。

その反対に、炎症を抑える油も存在します。それはオメガ3脂肪酸です。
オメガ3脂肪酸は、アレルギー抑制、炎症抑制、血栓抑制、血管拡張などの良い作用があります。
これらは亜麻仁油、エゴマ油、チアシードオイル、青背魚の油などが挙げられます。

熱を加えても変化が少ないオメガ9系のオリーブオイルも良いとされています。


同じ油といっても炎症を引き起こすこともあれば抑えることもあるという事実。

病気を予防していくためにその辺りの食生活を見直すことも今後必要ではないかと思います。


今回は油についてのお話でした。
KENKO研究会で話し合われた内容を今後もお届けできればと思います。

2017.03.18更新

2016年4月〜2017年3月まで1年間しらゆり歯科医院ではKENKO研究会を発足し勉強会を開催してきました。
KENKO研究会のKENKOは、健康・健口・肩甲骨の3つの健康が大切だという私の考えに基づき命名しました。
歯周病が引き起こす健康障害を始め、体にとって病気を引き起こす原因や食べ物など、歯だけではなく未病を予防する分野まで取り上げました。

免疫系の研究と生活習慣を改善するためにはどのようなことが大切かを中心に話し合い、
少しづつ最新の病気の予防法が見えてきました。

今後も研究会は続けていきますが、皆様にも少しづつお役に立てる情報をお届けできればと思っております。


2017.03.12更新

花粉症の季節になりました。花粉症の症状はとてもつらい症状です。
この時期はいつもは鼻で呼吸をしている方でもつい詰まっているので口で呼吸をしてしまいがちです。

口で呼吸をすると楽ですが、私は鼻で呼吸をすることをお勧めしています。

なぜかと言いますと
口で呼吸をすることで口の中が乾燥し唾液の細菌抑制作用を利用できないからです。
このことにより歯肉が腫れやすくなる方が多く見られます。
また同じ理由で虫歯菌を抑制する唾液の作用が低下すると虫歯になってしまう方も見られます。

口を閉じるのが難しいと感じても虫歯や歯周病の悪化が心配される方は
昼間は意識して鼻で呼吸をするようにしてみてください。

もう一つ、未来クリニックの今井先生の講演では、
鼻で呼吸をすることにより花粉症の症状が改善された患者様がいると報告していました。

私もこのお話を聞き実践してみました。
すると、朝の起床時にひどい時には目ヤニで目が開かないことが以前はありましたが
苦しくても鼻で呼吸をすることを心がけていた結果、だいぶそのようなことが減少してきました。

たまにくしゃみや鼻水は出ますが、まだ3月の段階で、ひどい症状は出ておりません。

鼻の機能には加湿器と空気清浄機の機能が備わっています。

できるだけ意識できる時には口をあけず鼻で呼吸をするように
この時期は特に気をつけてみてください。

2017.03.02更新

2017年2月26日(日)花田信弘先生の講演を聞きました。
花田先生は予防歯科出身の先生で厚生労働省でも働いていた鶴見大学歯学部の先生です。

生活習慣病とは、高血圧、糖尿病、高脂血症などのことを指します。
今まではわからなかったことが近年研究により解明されてきました。

脳梗塞などの脳疾患、心筋梗塞などの心疾患などは慢性炎症により引き起こされているのです。

もし脳梗塞になり脳に血栓が詰まってしまったら、麻痺が残ることが多く日常生活に不具合が起こることが予想されます。
もっとひどい場合は命の危険にさらされるかもしれません。

引き金は慢性炎症だということがわかってくると
この慢性炎症を予防することが、健康長寿を実現する鍵になります。

慢性炎症とは、1、歯周病、根尖病巣などの潰瘍形成 2、腸管の炎症 3、内臓脂肪
この3つが指摘されていました。
これが現在研究によってわかってきた慢性炎症により、生活習慣病を引き起こすことです。

私は歯周病を中心にした診療を20年間続けてきていますが
確かに、歯周病対策がうまくいっている後期高齢者の方々は皆さん健康に通院されています。

当院の歯周ポケット数値4mmを残さず管理する体制が健康長寿の維持に貢献していると思っています。
歯周ポケットの管理をしている健康な後期高齢者の方々とお話しをしているとそう思うことが多々あります。

歯石は早期に除去すれば大きなトラブルになりません。

歯の健康は全身の健康に繋がるという経験は
この先多くの方に伝えたいことです。

皆様の健康をいつも応援しています。

2017.02.04更新

子供の歯を乳歯と呼びます。
通常6ヶ月頃から下の前歯が出始め、2歳半頃には20本の乳歯が生えます。

5〜6歳になると下の前歯から歯の生え変わりが始まり、大人の歯(永久歯)が生えてきます。
乳歯の特徴は、大人の歯に比べて軟らかいため、虫歯になりやすいことです。

2歳までに虫歯を1本でも作ってしまった場合は、3歳くらいになると虫歯がちらほら出来てきて、4歳にはほとんどの歯が虫歯ということもあります。子供の虫歯は出来始めると軟らかいため進行しやすいのも特徴です。虫歯になりやすいお子様は短い間隔で歯科医院で検診を受けることをオススメします。

子供の歯磨きはいつから始めたらいいですか?
と質問をされることがありますが、歯が1本でも生えたらという回答をしています。


歯ブラシをしないで歯に歯垢が多くついたままで寝てしまうと
寝ている間に歯を溶かして虫歯を作るとされています。

寝る前の歯磨きはできる限り忘れずに行いましょう。

歯医者さんでは
フッ素塗布、シーラントと言われるフッ素が含まれる樹脂を歯の溝に貼ることもオススメしています。

虫歯をつくらないで永久歯になるように
乳歯のうちから虫歯予防をしていきましょう。

2017.02.02更新

歯肉が歯にどのように付着している状態かが重要になります。

健康な歯肉の条件は、歯肉溝(健康なポケットのこと。病気になると歯周ポケットと言います)が1mmの深さで炎症がなく触っても血がでないこと。次に歯とついている歯肉の上皮性付着が1mmであること。歯にヘミデスモゾーム結合という接着システムで歯肉がくっついています。これは壁にノリ付けしたような簡単に剥がれる接着です。
その下に結合性付着というしっかりした接着システムがあります。これは壁に釘で固定したような強固な接着です。結合性付着が1mmあること。この歯肉溝:上皮性付着:結合性付着=1mm:1mm:1mm であることが
健康な歯肉の状態です。

これらの数値が崩れると健康な歯肉が崩壊し始めます。

一度歯周病でこの付着を崩してしまっても治療をすることにより改善することができます。
この数値を維持できれば歯肉は健康を保つことができるのです。

2017.01.30更新

本日も診療をしていると
患者様から、『噛み合わせって大切ですね』というコメントをいただいた。

初診時に「朝起きると左右とも顎が痛くなり大きく口を開けることができない」と話をされていた。
強く当たっている場所があったため、バランスを整える処置を行った。

すると、「そういえば、前にあった顎の痛みが最近はなくなり、口も大きく開けられます」という。

ぐっと噛み込めるように調整をしただけなのに、顎の痛みや開口量が改善していた。
患者様から喜びの声を聞くと嬉しい。



2017.01.18更新

咀嚼(そしゃく)とは噛むことを言います。

食事の時に何回噛んでいるか意識したことはありますか?
咀嚼は1口30回以上しましょうと言われています。
咀嚼をすることで唾液がでます。
噛む回数が少ない食事をしていると、唾液の分泌が悪くなると言われています。

唾液の分泌が悪くなると、虫歯や歯周病、口内炎などのお口のトラブルが出やすくなります。

唾液には様々な働きがあります。
殺菌作用や自浄作用という細菌の繁殖を抑制してお口を綺麗にする働きは、虫歯や歯周病を予防します。

唾液をだすためには、奥歯まで噛み締められる歯が必要です。

皆様の奥歯は前から7本左右にありますか?

耳下腺というところから出てくる唾液は上の奥歯の6番目と7番目あたりに出口があります。
奥歯があってもぐっと噛みしめなければ唾液は十分に出てきません。

奥歯までぐっと噛み締められるようによく歯を噛み合わせていくことが大切になります。

皆様、咀嚼を多くすることで虫歯や歯周病を予防できますので、食事をする時にはたくさん噛むように心がけてみてください。


2017.01.14更新

 
 
「2017年版 かかりつけにしたい あなたの街のいい歯医者さん」日本医院開業コンサルタント協会 編著
140Pに掲載されました。もしよろしければこちらの本を受付に置いてありますので、拝見してみてください。
 
 
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