治療途中の歯を痛みがないと思い放置しておくととても残念な結果になってしまうことがあります。
毎日の診療の中で、根の治療の途中、土台までの治療、仮歯までの治療、仮の蓋の状態など
様々な状態で途中で来院されなくなってしまう患者さまがいらっしゃいます。
本日もそのような方が来院されました。
虫歯が大きく神経に近い状態でした。
神経に近い場合に使用するお薬をつけておいたのですが
来院が途切れてしまいました。
治療が中断している間にお薬が外れて神経に炎症が及び激痛になってしまいました。
結果、神経をお取りする治療になり、根の治療になってしまいました。
次の週に治療にいらしていたらきっと神経を取らないで済んだと思うと残念でなりません。
根の治療の途中に来院されなくなる患者さまにも同じようにトラブルが多く発生します。
新しい虫歯ができることや根の先が化膿すること、最悪の状態は歯が割れて抜歯になってしまうことです。
多くの中断患者さまの抜歯を経験していると治療中の中断は怖いと思います。
きちんと一度しっかり治されることをおすすめいたします。
悲しい結果に終わらないようにと思うばかりです。
治療途中の患者さまへの注意
2017.03.30更新
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