院長ブログ

2017.03.12更新

花粉症の季節になりました。花粉症の症状はとてもつらい症状です。
この時期はいつもは鼻で呼吸をしている方でもつい詰まっているので口で呼吸をしてしまいがちです。

口で呼吸をすると楽ですが、私は鼻で呼吸をすることをお勧めしています。

なぜかと言いますと
口で呼吸をすることで口の中が乾燥し唾液の細菌抑制作用を利用できないからです。
このことにより歯肉が腫れやすくなる方が多く見られます。
また同じ理由で虫歯菌を抑制する唾液の作用が低下すると虫歯になってしまう方も見られます。

口を閉じるのが難しいと感じても虫歯や歯周病の悪化が心配される方は
昼間は意識して鼻で呼吸をするようにしてみてください。

もう一つ、未来クリニックの今井先生の講演では、
鼻で呼吸をすることにより花粉症の症状が改善された患者様がいると報告していました。

私もこのお話を聞き実践してみました。
すると、朝の起床時にひどい時には目ヤニで目が開かないことが以前はありましたが
苦しくても鼻で呼吸をすることを心がけていた結果、だいぶそのようなことが減少してきました。

たまにくしゃみや鼻水は出ますが、まだ3月の段階で、ひどい症状は出ておりません。

鼻の機能には加湿器と空気清浄機の機能が備わっています。

できるだけ意識できる時には口をあけず鼻で呼吸をするように
この時期は特に気をつけてみてください。