院長ブログ

2017.03.26更新

歯科衛生士と勉強会を開いた後、被せ物を見てどれがそれかわからないということで説明をしました。

わからないというのは白い被せ物、ジルコニアセラミックスとオールセラミックスの違い。

当院ではジルコニアセラミックスを1番におすすめしています。
ジルコニアで内側を強化し白く透明な要素があるためセラミックスを明るく発色させるため、歯が自然に美しく見えます。

被せ物を見せて内側が白く発色の美しいのがジルコニアセラミッックスということを伝えるとすぐ理解してもらえました。

以前はメタルボンドという白金加金にセラミックスを焼き付けたものが歯科材料の主流を占めていました。
白金加金の代わりに白い金属と言われる人工ダイヤモンドで有名なジルコニアが加工できるようになり
歯科界ではジルコニアセラミックスが審美的な優位から主流になりつつあります。

オールセラミックスも美しいですが、白い金属の強度や発色の明るさで言えば
ジルコニアセラミックスの方が良い材料だと私は思います。

保険診療外になってしまいますがセラミックスは審美だけでなく歯肉にも優しいため
長期的に使用するのであれば保険の被せ物よりも歯の長持ちにはよいため参考にしていただければと思います。