院長ブログ

2017.01.18更新

咀嚼(そしゃく)とは噛むことを言います。

食事の時に何回噛んでいるか意識したことはありますか?
咀嚼は1口30回以上しましょうと言われています。
咀嚼をすることで唾液がでます。
噛む回数が少ない食事をしていると、唾液の分泌が悪くなると言われています。

唾液の分泌が悪くなると、虫歯や歯周病、口内炎などのお口のトラブルが出やすくなります。

唾液には様々な働きがあります。
殺菌作用や自浄作用という細菌の繁殖を抑制してお口を綺麗にする働きは、虫歯や歯周病を予防します。

唾液をだすためには、奥歯まで噛み締められる歯が必要です。

皆様の奥歯は前から7本左右にありますか?

耳下腺というところから出てくる唾液は上の奥歯の6番目と7番目あたりに出口があります。
奥歯があってもぐっと噛みしめなければ唾液は十分に出てきません。

奥歯までぐっと噛み締められるようによく歯を噛み合わせていくことが大切になります。

皆様、咀嚼を多くすることで虫歯や歯周病を予防できますので、食事をする時にはたくさん噛むように心がけてみてください。