院長ブログ

2017.06.15更新

咀嚼(そしゃく)という言葉は食べ物を噛むことですが
食べ物をよく噛んで飲み込むことは体にとってとても重要なことです。

ふと気づくと右ばかりを使って噛んでいませんか?
または左側ばかりで噛んでいませんか?

噛むことは重要ですが、右も左も両方使用していくことがバランスがとれた状態です。

もし片方ばかりで噛んでいると
顔の形が左右アンバランスになっていきます。

噛んでいる側は、筋トレをしているようなものなので頬のあたりがキリッとしています。

しかし噛んでいない側の頬はだらんと垂れたような感じに見えるようになります。

また噛んでいる方は、、唇の両端の口角と言われる端がキリッと上がって見えますが
噛んでいない方は端が下がったように見えることがあります。

毎食1日2〜3回ほどお食事をする中で
片方ばかりの筋肉しか使用していないことで顔のバランスが崩れると審美的にもよいとは言えません。
美しい顔というのは左右が対称的に見えることとされています。

またさらに怖いことには、片方で噛んでいると噛んでばかりいる方の顎関節症になる場合があります。

顎が開けづらいとうことや、顎の動きが悪くなるという恐れもあるので
片方ばかりではなく左右バランス良く噛むように
日常生活の中で心がけてみてください。

 

https://www.shirayuri-dental.jp/bitealignment/

2017.06.15更新

歯が接触するのは食事をするときが一番多く触れ合います。

重いものを持ち上げたりするときにもグッと歯は接触します。

この1日の接触する時間が長すぎるとトラブルを引き起こします。

一つは歯が磨り減りすぎること。
力を入れて、くいしばっていると歯がすり減る量が大きくなり歯を痛めます。

もっと強く長い時間、くいしばっていると顎の関節が痛くなったり、咬筋と言われる噛む筋肉が疲労して痛みが出てきます。

さて、初めの質問にもどります。
歯の1日の接触時間は15分〜20分ということです。

これ以上の接触は、あまりよくはありません。

くいしばりの癖のある方は、頬の内側に歯のラインに沿って筋ができていたり
舌に歯の形の後が残っていたりします。

トラブルを回避するためにも、グッと噛み締めてしまう悪い癖は意識的に改善することが望ましいですね。

 

https://www.shirayuri-dental.jp/bitealignment/

2017.06.12更新

2017年6月10日11日と国際フォーラムで開催している日本顎咬合学会に参加してきました。
この学会は噛み合わせ学会とも言われ噛み合わせを追求したテーマが多くみられます。

毎年参加していますが、今年は「国民の健康・幸福に貢献する」というテーマでした。
開業医の参加が多く日本一の会員の規模の学会です。

私は土曜日は顎関節症を再考するというテーマの講演会場で今現在大学で顎関節症を専門に治療をされている先生方のお話を聴きました。
日曜日は午前中は生涯に渡って噛んで食べるシリーズの補綴学を極めるという講演会場、午後は記念講演の会場で
久しぶりに審美歯科の大御所の山崎長郎先生の咬合のお話を聴きました。

専門書は新刊17冊を購入しました。毎年15冊以上専門書を購入しているため、会場に来ている販売員の方に顔を覚えていただいていて
今年は、「たくさん購入されているので一冊どうぞ」と専門雑誌をプレゼントしてもらいました。

医療の考えや技術も日々進歩しているので
常に最先端の勉強をしていかないといけないと今年も身にしみて思った学会参加でした。

 

https://www.shirayuri-dental.jp/bitealignment/

2017.06.08更新

KENKO研究会で前回テーマになった酸性体質。

先日、がんになった人100人に酸性体質かアルカリ性体質かを調べたところ100人中100人が酸性体質だったという記事を発見した。

酸性体質やアルカリ性体質とはどのようなことなのかをテーマに今年度は勉強をしてみようと思っている。

食べ物の摂取で体質が変化するというものやミネラルで変化するという話が書かれているものが多い。

本を読んでいろいろ調べているが
もしがんになってしまったとしても、酸性体質の方がアルカリ性体質になれば再発がないのであればそれは朗報なのではないかと思う。

まだわからないが、とて興味を感じるテーマである。